心が慣れて
涙が出なくなった
もう生きて会えないのは同じなのに
生きていると知って
実際に存在を感じることができて
私は安心したのかもしれない
もう十分
もう私はいなくなってもいい
片づけだけは終わらせたいけれど
父と同じ年齢で人生を終わらせたい
そう思うことにも慣れた
海に行ってきた
小さな私を救いに
小学校4年生の私
暗い海で死ぬことを考えていた小さな私
でも
救えなかった
私の肩の上に乗って帰ってきた
これでいいのかもしれない
小さな私が今の私の中に入ったのかもしれない
これでいいのかわからないけれど
もう同化して慣れた
慣れは恐ろしいと言うけれど
こういう慣れはハッピーじゃないかと思う