2011年8月15日月曜日

八つ当たり

石田衣良の「ブルータワー」を読んだ。
駄作。
石田の気持ちはわからなくもないが、石田の感情吐露にしか思えない。
子どもの頃からのSFファンとしては、この作品をSFと解釈して欲しくない。
SFはあくまでもサイエンスフィクションであって欲しいからだ。
設定も背景もあやふやなSFはSFとは呼べない。
石田はやはりIWGPの世界構築で終っているように思う。
評価されているのかがわからない。
新しい世界構築が難しいのはどこの世界だって一緒だ。
どんづまりの世の中だから。


こうして他人を批判できるのはこのブログだけ。
八つ当たり日記とでも改題しようか。

言えない、言わないのではない。
周りが私の言葉を塞ぐ。
聴く耳を持たない。
言ってもしょうがないから言わないのだ。
私を要らない人間だと決めつけている人に何を言っても無駄。
要らない人間はこの世にはいないのに。
奇跡の存在性を知らない無知な人達。
馬鹿を相手にするほど気力を消耗する。
お金や権力や目先のことしか見えない馬鹿。
自分がいつか死ぬことさえわからない馬鹿。
話すだけ無駄。


私だって人間だから、これぐらいの暗闇は心に持っている。