大きな転換を図るドラマに出会いました。
高校生というアイデンティティー確率前の時期にこういう無茶なことをするのは実際にある。
然子の卑屈さはマイナスな部分しかないように思えるけど
人はそんなに簡単な感情だけではないからドラマが成立する。
このドラマを観て
振り切ったはずの過去を思い出してしまったのは
私がマイナスの過去を持っているから。
然子の気持ちは痛いほどによく解る。
死にたいと思うほど絶望していた当時
私も他人になりたかったから。
現実では有り得ないから今は私のままで生きている。
凄いな。
ドラマで感情が揺さぶられるのはこの作品が優秀だから。
もう少し生きようと決心したのはついこの間。
誰の為でもなく自分の為に生きることは
私にとってとても難しい生き方。
最期の最後に自分の為に生きてみるから
どうか私がいなくなっても悲しまないでください。