2020年7月19日日曜日

私が言うことではないけれど


舞台を観に行った俳優が死んだ

悲しいという感情はない

惜しい

努力して努力して努力して

手に入れた今を無駄にするのは

とても惜しい

無駄にしようとした私が言うことではないけれど


若いからこそなのかもしれない

子どもがいなければ

私もその辺りの年で死を選んでいたかもしれない

病気になる前でも

私は何か守る存在がなければ

自分を捨てていたと思う


だから

責める気持ちも不思議な気持ちもない

ただ惜しい

周りの人間に自分の言葉を伝えるのは難しいから

そうなっただけだと思う


息子達へ

どんな道を選んでも自分で納得できたらそれでいい

どんな手段を選んでも自分で処理できればそれでいい

例え

それが周りに理解されない物事でも

自分が信じていればそれでいい

母はもう一度言う

世界中があなた達の敵になっても私は味方する

どんなに悪いことをしても私は味方する

世界中の批難を浴びても私は味方する

生きている間も

死んだ後も

2020年7月17日金曜日

悪運


今年は大変な年

世間とは違う

私にとって何もかもが良い方向に向かない

大変な年

愚痴を言う相手がいないのは

取り合えず置いといて

人並に不安を抱えている自分を

どうしていいのかわからない

死ぬことは怖くない

だんだん起き上がれなくなるのも平気

何が不安なのか

私が私でなくなること

認知症なら仕方がない

私が私でなくなるのは

私の中にある知識が減ること

なくなること

経験が活かせなくなること

私が私である意味は

私の記憶にしかない

たくさんの知識と技術

誰も受け継がなくていいから

私が私であることをやめたくない

そういう不安でいっぱい

私も人間だから