2018年11月12日月曜日

幼稚な成人


最近のドラマで描かれる成人した子どもの幼さに呆れている。
どうしてあんなに稚拙な方法で親に反抗するのか解らない。
脚本家の想像力が乏しいのかドラマを面白くする為に敢えて幼い幼児のような心理設定にしているのか解らない。
成人しているのだからもっと描き様があると思うのに。

今の私の楽しみはパソコンとドラマや映画を観る事しかない。
家の中の行動範囲ももの凄く狭い。
唯一の楽しみを稚拙な表現で台無しにしないで欲しい。

自分を振り返ってみればドラマの脚本や演出に文句を言えない部分もあるが
こっちは本物の人生をやっている。
少しは夢のある物語の世界に浸らせてくれてもバチは当たらないと思う。
脚本を書くなら心理学くらいは学んで欲しい。

子どもの心理的発達はそれぞれが経験するタイミングで大人が良い方向に導けば上手くいく。
逆のことをしても上手くいく事が多い。
子どもの育つ力は子どもの中にあるからだ。
してはいけないことは無視。
無視は子どもが育つ力を失くしてしまう。
ネグレクトが虐待の中に入っているのはそういう意味だ。
過保護よりも性質が悪いかもしれない。

成人しても人としては未熟なままの人間が多いのは事実。
まさに私がそうだから。
我慢ばかりの人生で自分を騙す事だけ上手くなった。
自分の気持ちを言えない大人は語彙が少ない幼児と一緒だ。

そんな親に育てられた息子達も語彙が少なく自己表現が下手だ。
まさに親子。
いっぱい喋るけれど自分の気持ちは他の表現方法に頼る人になってしまった。
ドラマの幼稚な成人子どもは全部が幼稚だけれど
私の子ども達は一部が幼稚なまま。
そう信じたい。