誰にも理解できない気持ちに整理をつけようと
頑張っている
少しずつ少しずつ
あの日を思い出して
あなたはどんな気持ちだったのかを
想像しようとしている
私の方の言い訳はたくさんある
だけど
言う気はない
墓の中まで持って行く
それが人間らしい行いなのかどうかは別にして
死期が近づいているのかもしれない
治らない病気で衰弱が激しい
気力もない
だから想像しようとしている
つらかったでしょう
悲しかったでしょう
そんなに悪いことをしていないのに
と思ったでしょう
自分が悪いとは思わなかったでしょう
世間が悪い
社会が悪いと
あなたは思っていたことでしょう
悔やまれるのは
最後のあなたの顔を見なかったこと
そこで想像は終わってしまう
いいの
私はもう会いたいと言わない
最期の別れをしたいと言わない
そういう親子はたくさんいるから
私だけでなかいから
ね
親友