2019年12月18日水曜日
持たない
家族、親戚、友達、知人。
そういう面倒くさい関係を断って何年になるかな。
年賀状を書かなくなって何年になるかな。
ただ死ぬ準備だけをずっと考えて何年になるかな。
物に執着はないけれど、買った物には感情移入する。
大切に使うことが、ずっと一緒に付き合うことが物へのマナー。
自然に壊れるのではなく、あなたが物を壊すと私の心が壊れかけた。
物が壊れる度に私の心が悲鳴をあげた。
そんな事は、たぶんあなたは理解していなかったし、
あなたの心に余裕がなかったと思う。
今なら解る。
持たなければよかっただけ。
物を大切にする気持ちを解ってもらうには、
買わなければよかっただけ。
物を持たなければ、
私の心が悲鳴をあげる事も、
壊れかける事もなかった。
持たないこと・・・
もう、すでにある物を処分する体力がない。
最初から捨てておけばよかった、かもしれない。
ここまでできなかったのは、
それでも私は物に感情移入してしまうから。
あちらには思い出しか持って行けないのに。
2019年12月7日土曜日
買いました
新しい加湿器を買いました。
昔は贅沢品だったのに今は必需品。
以前の加湿器が壊れてから安い加湿器を何個壊したことか。
安い物は1年限りと思い知らされました。
その間に肺炎にもなったし。
そう思うと
あなたがどれほど苦しんだのかを想像してしまう
私と同じ体質で生まれたあなたは
喘息に苦しんで
1ケ月に1回は高熱を出す子どもでした
外で遊びたいのに行けない悔しさはよく解った
でも
体を治す方が大事だと
私は口に出して言えなかった
医師や看護師の言うことを
そのまま言ってしまった
喘息は苦しい
太れないほど咳が出る
アナフィラキシーショックにまでなったのは1回だけど
それでも生きてて良かったと
あなたに言えなかった
ごめんね。
私ばかり贅沢して生きてて。
”生きる”という大変な仕事をしていると今は思う。
それが私の仕事になったの。
”生きて”ください、どんなことがあっても。
お願いします。
生きることが1番の贅沢だから。
2019年12月3日火曜日
2019年11月13日水曜日
2019年9月14日土曜日
2019年8月24日土曜日
整理整頓
そんなことになっていたのかと思う
後から後から後から
知らないことがいっぱい出てくる
でも
知りたい欲はあまり表に出なくなった
無知と知らなくていいことは別だから
自分にとってどうでもいいことのはずなのに
事件被害者の名前を知りたがるのか解らない
事実と真実は違うことを知らない人が多過ぎる
事実を知らせることだけがマスコミの仕事ではないし
ましてや使命でもない
憶測や思い込みニュースが溢れている今
被害者氏名報道は不必要
勘違いや噂レベルで報道している事実と相反する
何も知りたくないとは言わない
だって見つけたい人がいるから
でもニュースは観なくなった
それだけ不信感が溢れている
世の中も私も
整理整頓が必要
2019年8月19日月曜日
2019年8月11日日曜日
平々凡々
息子が切り出してずっと片づけられなかった部屋を片づけた
捨てるつもりだった仕事の資料は全部捨てた
ついでに私の私物も少し捨てた
少し経って
「場所がないから死んだら捨てやすいように段ボールに入れている物を捨てる」
「母ちゃんは普通に生きてきたから」
と言うと
息子が
「波乱万丈な人生やろ」
と言った
そうかもしれない
他人より少し波乱万丈な人生かもしれない
でも私は
地球の長い長い歴史を考えると
私の人生なんて普通だと思う
何の足跡も残していない
縄文時代の人達と同じ
無名のただ生きた人間
そういう感覚
平々凡々な人生なんて
そんな人生を生きる人はいない
その人なりに苦しんだり悲しんだり喜んだはず
私もその人達の中に埋もれる存在
だから
何も残すつもりはなくなった
息子が必要な物だけでいい
戦争で戸籍を焼失した私の父親のように
過去がどんなものだったのか想像できない方がいい
何もない方が謎でいい
息子達に任せる
2019年7月23日火曜日
たくさんの
もの凄く忙しい22日間だった
その間に心が傷むことがたくさんあって
書類は整理できても
心は整理できない
また行政に裏切られて
羽アリの被害に遭って
親しくはないけど近所の男性の方が亡くなった
県庁の職員もパーだし
賃貸なのに羽アリ駆除を個人でしろとか
亡くなった男性を悼む気持ちのない人達
悼む気持ちのない人と話した後に
たくさんの人が放火で亡くなった
審査請求の準備をしていたら
大好きなお笑い芸人の記者会見があって
号泣シーンを観てしまった
こんなにたくさんの
たくさんの
たくさんの
悲しい顔がずらずら
私もたぶん悲しい顔
たくさんの悲しい顔
一度に見るのは震災だけでいい
天災だけでいい
2019年6月9日日曜日
痛み
ちょうど3年前の6月に肩の激痛を発症した
そして3年後の今年5月後半に肩の激痛再発
私は激痛で6/6の出来事を忘れることができた
正確には全身の疼痛はずっと続いているが
こんなに激しい痛みを再発するとは思っていなかった
薬でコントロールできていると思い込んでいた
ストレスで激痛が再発したのなら
それも私の責任
調子が良かったから少しずつ家事労働を増やしている最中の出来事
そんなに無理をしているつもりはなかったのに
やっぱり仕事で疲れている息子のことを考えると
つい何かしらしてしまう世話焼き親心が出てくる
起き上がれないほどしんどい時はそれもできないけれど
書類手続き関係は無視できないからやるしかない
痛い
痛い
痛い
この痛みは体だけでなく心も痛くなる
誰にもわかってもらえない痛み
2019年6月3日月曜日
2019年5月6日月曜日
気づいた
あなたには本当に悪いことをしました。
心から謝罪したいと思うけれど
あなたはどこにいるのかわからない。
小学校1年生の時
あなたは40℃の熱があるのに私は仕事に行きました。
休むと食材が買えないほど貧乏だったから
あなたを置いて仕事に行きました。
引っ越して転校したあなたの担任は暴力教師でした。
学校に行きたくないと叫び逃げるあなたを教師は家中追いかけました。
私はただ唖然として何もできませんでした。
夜勤がある仕事に転職した時は
あなただけを家に置いて仕事に行きました。
さぞ淋しかったことでしょう。
あなたが夜に何をしていたのか
私は今も知らないままです。
資格を取るために東京へ年に2回5泊ずつした時も
あなたが何をしていたのか気にもしませんでした。
淋しくて淋しくて淋しくて誰かを頼っていたのかもしれないことに
私は気づきませんでした。
あなたは私に甘えることを恥ずかしがりました。
私はどう甘えさせればいいのかわかりませんでした。
だから他人に頼ってあなたを外に連れ出すことばかりしていました。
暴力と誘惑に勝てなかった時代のあなたを理解しようと
私は努力したつもりでした。
あなたを愛していると伝える術を知りませんでした。
そして気づきました。
あなたがどれほど淋しい子ども時代を過ごしたのか
あなたがどれほど私を恋しく思った子ども時代を過ごしたのか
2019年の子どもの日に気づきました。
遅すぎる気づきです。
今さら謝っても仕方がないことですが
どこで間違えたのかを考えているうちに
間違えたのは私自身が子どもだったからと気づきました。
子ども中心の生活と自負していました。
100%子どものことだけを考えて人生の選択をしたと思っていました。
だからあなたの気持ちが見えないことに苛立ち苦しみました。
でも
あなたは私以上に大人で
私に合わせて人生の選択をしていました。
ごめんなさい。
私が子どもでごめんなさい。
老人になろうかという年齢になって初めて気づくなんて
心が子ども過ぎてごめんなさい。
やっぱり最期にあなたに会いたいです。
2019年4月29日月曜日
知らなくていいこと
知ろうとしない人はバカだと思っていた
でも
今の私は知ろうとしても体が追いつかない
若くて健康な人は学習をした方がいい
何もできなくなる前に
できることはした方がいい
知らなくていいことも世の中にはある
それは
知ろうとする過程でわかってくる
私の子育ての主幹はこれだった
知ろうとすること
知らなくていいことを知ること
つまり想像力を育てること
今現在の若い親達が何を悩んでいて
何が子育ての中心にあるのか
私は知らない
でも
想像力を育てることをしていない親達が多いのは
昔と同じ
哀しいことが増える時代にならないことを祈るばかり
2019年4月23日火曜日
すとれす
すごくつらいことがあって
だれにも言えず
なにもできず
ただただ自分のなかにしまいこむ
それをストレスというなら
ストレスのかたまりを見たい
体がストレスをみせてくれるけれど
それは苦しいばかりで
見たいストレスじゃない
愚痴を言いたいからカウンセラーを紹介して欲しいと電話をした
この国はカウンセリングの効果を知らない人が多過ぎる
まともなカウンセラーが少な過ぎる
私も年を経ったということかと思う
ああしろこうしろと言う認知行動療法しか知らない臨床心理士は嫌い
今の私に何ができるのか理解して欲しいだけなのに
私は他人を信用しないから嫌われる
それだけのこと
黙って聴くことを知らない人にお金は払えない
という注文が多いクライアントは嫌われるというのも知っている
人間って我儘
仕事だから我慢すること自体が我儘
だから私はダメなんだろう
2019年4月18日木曜日
春に
さて
私は大きな間違いをまたしてしまった
関係ない人に
生きたいとも死にたいとも思っていない
生かされている間は頑張ろうと思うと
言ってしまった
本当は死にたくて死にたくて死にたくて仕方がないのに
死にたいから「頑張って生きる」と口に出す
息子にだけ言えばいいことなのに
関係ない人に言ってしまった
この波はいつまで続くのか
会いたいと思わなくなった
会いたくて会いたくて会いたくて死にそうになる
そして会いたいと思っていることを忘れる
また会いたくて死にそうになる
この繰り返し押し寄せる波はいつまで続くのか
いつまでも続くのだろう
大きな間違い
人生の選択の間違い
難しい方を選ばなかった私の間違い
それでも心の片隅で言い訳を言う
あの時はそうしないと私も息子も壊れていた
生活を人生を守る為に仕方がなかったのだと
死にたいのならあの時がチャンスだったのに
親子心中なんて最低なことまで考えたなら
私が死ねば良かった
それができなかった私は弱くてひどい人間
心が壊れて当たり前
私は精神障害者だ
2019年3月28日木曜日
もしも普通の生活をしたら
朝起きて顔を洗い服を着替えて食事を作り歯磨きをして化粧をする
髪の毛を整えて忘れ物がないか確かめてガスと電気の消し忘れをチェックしてドアの鍵をかける
自転車やバスや電車に乗って職場に行きタイムカードを押して自分の席に着く
ここからお昼休憩まで仕事をしてお弁当や外に食べに行き歯磨きや化粧直しをして午後からも仕事をする
終業時間には仕事を全部終えてサッサと退社して買い物に行き自宅へ帰る
夕食を作りながらお風呂を沸かし洗濯をして子ども達の相手をする
台所を片づけて洗濯物を干し掃除をして明日の食事の下準備をしてからお風呂に入る
テレビを観て一緒に笑って泣いて1日の出来事を聴く
一緒に布団に入って3人で眠る時が1番幸せ
人間ってこんなにたくさん動く生き物
私はこんなにたくさん動いて生活していた
できたら毎日顔を洗ってお風呂に入りたい
そんなささやかな願いを叶える方法がない
2019年3月26日火曜日
いつ死んでもいいように
禁煙を始めたら体のあちこちがおかしくなっている
値上がりするとか
体に悪いとか
そういう単純なことでひっぱられたくないから
「あ、禁煙しよ」と思ったタイミングで始めた
そうしたら
誤嚥はひどくなるわ
歯肉炎はひどくなるわ
一部分だけの頭痛がひどくなるわ
精神的なものよりも身体的な症状が悪化
思考能力も落ちている
痛いのは我慢できる
「痛い!」って叫べば終わるから
でも
痛いのは我慢できない
「痛い!」って叫んでも誰も理解してくれないから
脳外科へ行けですって?
脳外科に行っても検査もされない私に脳外科へ行けですって?
ストレスや精神的なものと決めつけられて診察もなかなか受け付けてくれない
意識障害がなければ脳外科は行ったらアカンとこ
脳出血でも脳梗塞でもないことは私にも解っている
内科でも耳鼻科でもわからない頭痛は何科ですか?
日本の脳外科医ってホンマにバカ
禁煙はやめないけど
禁煙して身体症状が悪化した事例として研究して欲しいですわ
おバカ息子よ
母ちゃんはとっても痛いぞ
でもすぐに死ななくてごめんね
2019年3月20日水曜日
Present
知的障害者に平等で偏りのない価値観を求めるのは無理なんでしょうか。
知的に発達が遅れていることと価値観は違うものだと思ってきた私は酷い母親でしょうか。
面倒くさくなって考えるをやめてしまうことはして欲しくない。
それは成長の放棄になるから。
あなたが1番嫌う人と同じになってしまうから。
世の中は答えがない着地点がないことばかりで溢れていることに気づいて欲しい。
私の話しに答えがないのではなく
着地点がないのではなく
結論がないのではなく
自分の頭で考えて欲しい。
だから
あなたがどれほど機嫌が悪くなって怒りだしても
結論のない話題を話すことはやめないと思います。
これもあなたへの贈り物だから。
2019年3月12日火曜日
2019年3月5日火曜日
障害者の息子へ
「幸せを沢山抱えた奴が俺の不幸を笑うな!」
このワードを聴いた息子は泣いた
この言葉は何度聴いても私の心に突き刺さる
私も自由に生きられない人生だった
だから
息子達には自由に生きて欲しかった
病気がある
障害がある
そんなことと自由は無縁のはずだから
日本から外に出なくても
家から外に出なくても
例え病院から外に出られないとしても
心は世界中を駆け巡り
色々な景色を想像できる
外に出られないことが苦痛なのではない
誰とも話せなくても淋しいとは思わない
カーテンを閉め切った家の中で過ごす今が一番自由
人生の終わりに社会から解き放たれた今が一番幸せ
私にとって幸せとは
幸せという優越感を抱いた人達と関わらなくて済むこと
「私を笑うな!」
私は不幸じゃない
誰よりも孤独を味わえる私は
誰よりも幸せ者
2019年2月5日火曜日
生ききる
顔を見るだけで気分が悪くなる人がいるなんて
信じられない
他人で良かったと言う前に
自分の体調が如何に悪いのか
よく解った
人にはそれぞれの生活がある
全く同じ生活をしている人はいない
世界中どこでも同じ事だと思う
生活とは生命活動のこと
その国その地域によって変わることがあるはずだ
日本人はそういう意味で世界が狭い
とてもとても小さな自分と向き合う勇気がない人が多過ぎる
私に何が残せるのか
色々考えた末に彼女と同じ道を歩もうとしている
どんなに苦しかっただろう
どんなに大変だっただろう
彼女はそれでも生ききった
私は生ききる事ができるのかわからないけれど
彼女にできたのだから
たぶん私にもできるはず
これまでの人達がしてきたように
自分の人生を生ききる事が
今の私にできる精一杯の事
2019年2月3日日曜日
青空
私に友人はいない
親友が亡くなった時にダメージが大きかったから
もう親しい付き合いはやめようと思った
元々社交的ではない性格
社交家という言葉に違和感を覚える人間だからだ
それは嘘ばかりの世界
思いやりという言葉も少し間違えば押し付けになる
日本語は少しのニュアンスを大切に大切にしてきた文化
それを息子は感じることができない
永遠の思春期
今の子が使う比喩ではない言葉が息子に合う
それしか表現の仕方がわからない
青空が好き
いつまでも眺めていたい
この真っ暗な世界から青空を観るのは私の中の青空
そういうニュアンスを言葉を使わずに伝えられたら
私は少しは救われるのに
2019年1月29日火曜日
文章を書きたい
気持ちを落ち着けようと思うけれど
どうにもこうにもどうしようもない
私から文章を盗らないで
原稿用紙に直接書く握力はないから
どうしてもWordが必要
こうして書くだけで冷静になれるから
白内障で本が読めない
脊椎が悪くて歩けない
難病で絶対安静と言われて何もできない
パソコンで文章を書くことしか楽しみがない
息子に罵声を浴びせられても
私はどこにも行けない
テレビでドラマを観るだけの生活は3年で飽きた
何か別の新しい楽しいことを見つけたい
そんな矢先の息子からの・・・
息子からの、私への罵声
泣くのも体力がいる
眠れない
このまま心臓が止まっても悔いはない
もう生前手続きは半分以上済んでいるから
でも
あの子は一人暮らしができない
長生きしようとか
子どもの為に生きようとか
私の人生には私がいない
いつも誰かの為に
いつもいつもいつも誰かの為に生きていいる
自分の為に生きたいと思わなかった
もういい
私は私一人で死ぬことなんて怖くない
生まれた時から一人だから
死ぬ時も一人でいい
法律さえ守ってくれたら墓も供養も要らない
もう何も望まない
諦めることは上手だから
諦めたらいけないことはもう何もないから
私を自由にしてください
じゃばじゃばと雨が降る
何も映らない窓の向こう
じゃばっじゃばっと雨が降っている
青い空の下に壊れた雨が降る
灰色のどうどうという音を立てて雨が降る
申し訳なさそうに突っ立っているポプラの樹
寄り添うように震える染井吉野
どうどうと鳴って雨が降る
ブランコもすべり台もない小さな小さな公園は
じゃばじゃばどうどう忙しい
両手を広げてじゃばじゃばを受け止める
足元にはどうどうと流れる雨の大軍
行くあてのない旅路
じゃばじゃばどうどう
じゃばじゃばどうどう
ほら
私の景色
2019年1月24日木曜日
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