2019年3月5日火曜日

障害者の息子へ


「幸せを沢山抱えた奴が俺の不幸を笑うな!」

このワードを聴いた息子は泣いた



この言葉は何度聴いても私の心に突き刺さる

私も自由に生きられない人生だった

だから

息子達には自由に生きて欲しかった

病気がある

障害がある

そんなことと自由は無縁のはずだから

日本から外に出なくても

家から外に出なくても

例え病院から外に出られないとしても

心は世界中を駆け巡り

色々な景色を想像できる



外に出られないことが苦痛なのではない

誰とも話せなくても淋しいとは思わない

カーテンを閉め切った家の中で過ごす今が一番自由

人生の終わりに社会から解き放たれた今が一番幸せ

私にとって幸せとは

幸せという優越感を抱いた人達と関わらなくて済むこと



「私を笑うな!」

私は不幸じゃない

誰よりも孤独を味わえる私は

誰よりも幸せ者

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