2021年12月28日火曜日

とうとう

 生きてしまった

30代では生きる予定ではなかった年齢を迎える新年がくる

ここからの人生設計は何も考えてない

存在するだけでいいと

そう思っていただける人に

私はなりたくない

空気のように

あるのかないのかわからない

そういう存在でいたい

そう願うだけ


2021年11月25日木曜日

気遣いと気疲れ

家族であっても

親子であっても

忘れてはいけないのが

気遣い


自分中心で相手を思いやれない人と対面するのが

気疲れ


この違いを理解している日本人が

何人いるのか数えたくなる


この1ヶ月は

気遣いし過ぎて

気疲れした

私らしくない人生の一瞬

どれだけの人が私の本音を見抜けたのか

思い当たる人数は1人


うそ

本音を言うほど若くない

だから言わない

理解してもらわなくて結構

謎で結構

相手を見る目があるから

私は大丈夫


2021年10月19日火曜日

おめでとう

 結果には必ず原因がある

原因不明で物事が進むのは病気だけ

私は常に公平でありたい

私は常に清明でありたい

世の中はそうではないけれど

私はいつもそう思って生きている

感情ほど厄介なものはない

感情ほど幸せなものはない

だから

おめでとう私

誤差10年が終わろうとしている


2021年10月18日月曜日

ありがとうとごめんなさい

 泣かなかったけど

嬉し過ぎて今

泣いてる

ありがとう

ありがとうしか

言葉がない

生きている

そう思える瞬間を

ありがとう

この年齢のタイミングで

パティシエ友達の手作りケーキを取り置きしてまで

内緒で買ってくれてありがとう

来年は温泉旅行に行こうと

その言葉だけでありがとう

病気ばかり

難病ばかりで

どんどん体の機能が失われていく親に

その年で

50代の心配をさせてごめんなさい

もう生前整理は終わったと

自分のことばかりで

あなたの気持ちを考えることをしなかった

ごめんなさい

誰の前でも泣けない私だから

ここで泣いて

嬉し涙と

ごめんなさい涙を流します

できるなら

そう

できるなら

もうひとりのあなたと会いたかった


2021年9月28日火曜日

一言

 愛してる

の一言で状況が変わった

心から伝えたかった

愛してる

それが私を救った

足りなかったのは言葉

喜怒哀楽の喜楽ではなく

伝えること

きちんと伝えること

本心を

心からの言葉を

心をこめるのではなく

自然に出る言葉

愛してる

伝わるのは心


2021年9月20日月曜日

かる~く鬱

何を観ても

何をしても

楽しくない

笑えない

心が動かない

涙も出ない


原因はわからない

こともない

難病の精神症状が出てきたのだと思う

発症して20年

支えもなく

自分で解決してきた20年

物理的に他人に頼ることはあっても

精神的に頼ることはなかった20年


それが些細なことで崩れてしまった気がする

”家族”というキーワード

鬱陶しかった血縁からの贈り物処分

ワクチン接種によるアレルギー症状の悪化

による子どもの頃の記憶の蘇り

今までの嘘

会えないあなたのことを話すこと


ねぇ

私はそんなに大きな罪を犯したのかな

そうよね

犯したのよ

だから奥にしまい込んだ気持ちが溢れてくる

難病が原因じゃない

私の罪が原因


2021年8月22日日曜日

難病に愛されて

 今年は右目が病気になりました

毎年治らない病気が増えていく

そういう病気達と一生つき合うのは

悪くない

私という存在を主張できる武器がある

体の弱い人間ではなく

難病に愛される人間という武器


ポジティブとか

前向きとか

強いとか

そういう感覚はない

病気は人を選ばない

病気が私を愛するのなら

私も病気を愛する

それだけのこと


悲しまないで

お願い

私の体は私だけのものだから


2021年7月20日火曜日

理想にはなれない

 微笑む婆ちゃん

酸いも甘いも嚙み分けた婆ちゃん

それが理想だった

でも

今は理解できない我儘な若者に腹が立つ


自己中で自分しか見えていないバカ者

自分だけが苦労していると主張するバカ者

自分が注目されないと納得できないバカ者

そういう30代を見ると精神のバランスが崩れる


普通の若い人に会いたいと思う

安心して生活できる国ではなくなったけど

それでも毎日を一生懸命生きる若い人に会いたい


人間の成長はいつ後退したのか

アイデンティティーも確立していない

精神が小学生で止まっているバカしか目立たない世の中なんて

笑って成長を見守るなんてできない


いやな婆ちゃん


2021年7月3日土曜日

誰も救われない

 救われなくていい


救いたい


そういう思いを


もう一度することになるとは


思わなった


人生


なんて波乱万丈


昔も今も


自然 じねん 宇宙


には勝てない


負けるのは人の愚かさ


それしかない


愚かな人類


私も人類


2021年6月7日月曜日

オーメンの日

 誰もいなかったから

泣いた

この日は泣かないと決めていたのに

誰もいなかったから


しない後悔よりした後悔がいいと

未来も希望もある子は言うけれど

しない後悔はすぐに忘れる

した後悔は死ぬまで忘れない

そして絶望に変わる


絶望を知った時から

少しは変わったのか鏡の向こうの自分に訊いた

「生きたい?」

鏡の中の私は「死にたい」という目をしていた

それが絶望


生きている間に会えなくてもいい

そう誤魔化してきた自分

生きてさえいればそれでいい

そう偽ってきた私

本音は鏡の向こう側


天涯孤独を選んだ時よりも

親友を亡くした時よりも

今の私は死んでいる


2021年5月15日土曜日

わかっていても

 離婚記念日を忘れるくらい忙しかった

もうすぐあの日が来るのに


医師という職業をいまだに理解できないでいる

医師という職業の人達の性格をいまだに不快に思ってしまう

どうして平気な顔で心を傷つけることを言うのか

全くわからない

体がおかしい

だから病院に行く

それだけのことでトラウマになるほどの心の傷を負う


何が感謝だ

生命を救うことだけが医師の業務ではない

生命を維持することも医師の業務

業務独占職業とはそういうことではないのか


憂鬱で涙が出る

あの医師と対話をしなければならないことが

苦しくて苦しくて苦しくて辛い

患者は珍しい難病治療専門医を選べない

そういうことに胡坐をかいている医師と話すことが苦痛


私は口下手で回りくどい物言いはできない

そういう性格の人間を否定するなら

クリニックの看板を降ろして欲しい


わかっていても患者の立場は弱い

難病なら尚更弱い

頭でわかっていても

あの医師は嫌い


2021年5月13日木曜日

間違えたら謝る?

 少し介入し過ぎたかもしれない

私が他人に関わるとロクなことがない


休みたいのに休めない

自分で追い込んでいる

わかってる


こんな年でも余裕はない

こんな年だから余裕がない


先を急ぐのは私の方


2021年4月3日土曜日

許す許される

 

許そうと思う度

あの人は感情を逆なでた

どうして良い言葉を言わないんだろうと

いつも思っていた

知らないからだと思おうとした

そういう人間に出会わなかったと

思おうとした

でも

それは辻褄が合わない

私がいるからそれは違う

だから精神障害だと思おうとした

それで20数年誤魔化してきた

悪魔の囁きも聴こえなくなり楽だった



最近は

別の人間が悪魔の囁きを言うようになった

これは

私があの人を許さないからだと

気づいた

許すことができないまま死ぬのは嫌だ

それを記録しておくことは

ここしかない

行動できるかどうかは別にして

私があの人を許す

許すことで許される

かもしれない


2021年3月25日木曜日

ひとり

 

淋しいと


誰にも言えない


誰一人


わたしのしんどさを


わからないから


怒鳴っても


落ち込んでも


気づかれない


そういう淋しいを


ひとりと言う


2021年2月13日土曜日

やっぱりダメ

 

何か書いてないと

心に不満がたまりっぱなし

久しぶりに

死ぬ方法を探した

でも

今の私は自分で死ぬことができない

最後に引きとどまることは

やっぱり子どもたち

私自身はいつでも死ぬ準備ができているのに

子どもが死ぬなと引きとめる

私の人生は私のものなのに

おかしいな