あなたへの悪態は心の中で言いつくしたみたい
あなたは私の気持ちや思いやりなんて想像がつかなかったでしょう
連絡を拒否したのは私の心を守るため
ただそれだけ
これほど楽しい嬉しい記憶が少ない子どもは私の他に何人いるかな
最初からいなければと何度思ったかしれない
私の最期は絶対見せないと決めたのも
あなたの最期は知らないと決めたのも
全て私の反抗期だった
長い長い反抗期だった
今は宿命という言葉にそれほど驚かない
私はあなたと同じことをしてしまったから
自分の子どもを捨てて苦しめることをしてしまったから
ずっと私はあなたとは違うと思っていた
ずっと私を見ないあなたを憎んでいた
でも一緒だった
宿命というのはこういうことなんだ
生まれながら親に背負わされた運命が宿命
私はあなたを反面教師にして生きているつもりだった
あなたはまだ生きていますか
あなたはまだあなたのままですか
あなたがどんな状態でも私はあなたに会いたいと思うようになりました
何も言うことはないけれど
あなたの最期にはあなたを見たい
復讐はもう十分したように思うから
どんな理由があったとしても
私が1人の子どもを捨てたのは間違いだったかもしれない
愛していたのにあまりにも激しい反抗期に耐えられなかった
当時の弱い私
耐えていたら小さなささやかな幸せが続いたかもしれない
でも
もう後悔はしない
生きているだけでいい
私の幸せはなくていい
これが宿命なら何も変わらないから
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