2010年5月6日木曜日

太平ラク

社長という職業は「責任を取ることが仕事だ」とずっと信じていたが、今はそうではないみたいだ。
雇われる側が、つまり労働者が何でも知っていなければいけないらしいのだ。
知らなければ社長も会社も責任は問われないらしい。
時代は変わったものだと思う。
雇う側の理屈が通ってしまうから法律は雇われる側を守ろうとしているのに、労働者は法律を勉強しているヒマがない。
知らない、知ろうとしないバカばかりになってしまったのか、この国は。
昔から意地汚いことをする人はいくらでもいたが、時代によってそれは正しかったり間違っていたりするものだ。
それを批判するには「確かめて知ること」ができないと、批判してはいけない。
プライベートの理屈が社会の理屈ではない。
ビジネスとプライベートを分けることができない会社と社長。
その存在の多さに驚く。
やはり太平の世は長くは続かない。
その努力を惜しむ人達が上にいては続かない。
病気や障害で働けない人達の気持ちなんて、はるか彼方の夢のまた夢。

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