2010年10月8日金曜日

神社

京都の平安神宮には2回目か3回目の訪問。
しかも夜のライヴ。

神社は小学校の頃から私の心の支えの1つだった。
近くの神社に授業をさぼってまで行かなくてはならない中学の頃は、それだけで私の愛に飢えた心が落ち着いたように思う。
神社は私にとって特別な存在。

そんな中でのFANKライヴ。
神社とFANK。
バックの本殿がチラチラ見える状態で大好きな音楽。
こんな組み合わせができる今は幸せなのか自由すぎるのか。

でも。
幸せだった。
音楽も芸術の1つなら、いつも同じ音ではないから幸せだった。
どうして奏でる音が、創る音が、その声が私に響くのかはわからない。
これで最後かもしれない、という思いがそのライヴの申し込みにはしらせてしまうのかもしれない。
今日(昨日)も、これで最後かもしれないと思った。
こんな幸運は2度とないかもしれない。
前から3列目の中央寄り。
でも、席と音楽は関係ないと思った。
ウーハーのドまん前でそう思った。
ステージを見る方が多かったかもしれないが、空や光に浮かび上がる社殿を見ることも多かった。

幸せだった。

こんな自由が私にはあとどれぐれい許されているのかわからないけれど、幸せだった。
これは神様のご褒美だと思った。
感じた。
「よく頑張ったね」と言われた気がした。
「もとのやさしいあなたに戻りなさい」と。
「今のあなたは鬼子母神のようで見ていられない」と。
やさしいとは言えない私が「あなたはやさしい」と言われたような気がした。

ありがとう。
こんな機会をくれた天の意思に素直に感謝したい。

ありがとう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。