2009年12月3日木曜日

誕生日

昨日は子どもの誕生日だった

去年からは私が泣く日







あの子を産む時は21時間かかった

若かったことも

何も知らなかったことも

毎年思い出す

あの時の悔しさも

あの時の腹立たしさも

あの時の何もできないショックも

毎年思い出す







たとえ親子でも

たった今産んだとしても

もう人は違う人生を歩む

それをイヤというほど思い知らされた瞬間だった








そんなこと

普通の人は思い知らされないんだろう

だから平気で生きていけるんだろう

明日が必ず自分にも来ると信じて疑わないんだろう

明日どころか

次の瞬間が来る保障は誰にもないのに







生きることは

いつ死んでもいいこと

それが怖すぎて

皆、見ないフリ

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