2010年7月12日月曜日

美丘

ここでまた石田衣良の作品のことを書くとは思わなかった。
私は好きなのだ。
石田衣良の作品が。
IWGPだけではなく、彼が書くなんとも言えない現実が入り混じった虚構の世界が好きなのだ。
その彼の作品がテレビドラマとして映像化されると聞いてからは、
期待と不安、見たい気持ちと見たくない気持ちの連続。
結局用事があって録画したものを昨日観た。

う~ん・・・微妙。

原作をドラマ化する時には必要なのかもしれないが、美丘の家庭と母親の登場はちょっと・・・。
同じ母親として、病気がある子どもの母として、そして助からない命を持つ者として、お母さんはこの作品には登場しない方がいいと思うな・・・。

病名が違うことは、まぁ、いろいろ想像できるからいいとして、主人公の男の子の友達くらいかな、イメージ通りなのは。
美丘は、石田衣良がイメージしていた美丘だろうと思う。
でも、もうちょっとハジケタ印象があったけど・・・。

あのシーンはどうするんだろう?・・・とか、こっちも考えるけど、小説通りにはいかないわな。

石田衣良の作品の中で1番好きな作品なだけに、ドラマはドラマとして良いものにしてほしい。
何も変えるなと、そんな無茶なことは言わないから、観て良かったと思うドラマにしてほしい。
マンガ原作ならこんなこと言わないけどね。
私が好きな小説がドラマ化や映画化されるのはほとんどないから余計かな?
だいぃーぶ他人様とズレているところが趣味やからしょーがないけどね。

今の私の生きる目標は、とりあえず9月までは生きること。
10月や年末なんて知らない。
たぶん生きてはいるだろうけれど、わからない。
美丘と一緒。
今できることをして、疲れたら休んで、食べるのを忘れないこと。

できるかな。

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