2018年9月9日日曜日

希死念慮


私は愛されないことが苦手だ

ずっと、ずっと、ずっと、

生まれてからずっと愛されたいと渇望していた

愛されなくてもいいと自分に言い聞かせて生きて

自分を騙して

死にたくなるのを我慢して

笑顔で

楽しいフリをして

生きてきた




最後の家族に愛されないと決定打をくらって

毎日声を殺して泣いて

真剣に現実から逃れようとしている

こういう時はいつも慎重に計画を練るのに

今まで生きてしまった



私が生きる理由は何もない

もう理由がない

受験だったり結婚だったり子育てだったり

そういう理由がない

大好きなアイドルも私を引き留める理由にはならない

実際には会えない子どもの成長を楽しみにしても心の支えにはならない



死にたい死にたい死にたい

もうこの体を捨てたい

もう十分苦しんだから

もう十分一緒に生きたから

もうこの命を諦めたい



家族には最期まで恵まれなかった

私が捨てるまで何も理解されなかった

理解されようと努力できない人間もいることを理解されなかった

全部私の責任で

全部私は黙って背負ってきた



自分のことを話せなくて何が悪い

何もない空っぽの人間にした人達に私は責任を取れとは言わなかった

それのどこが間違いで何が悪い



そんなことを言っても無駄

何度も何度も試そうとして失敗した

カウンセラーだけが私の魂を守ってくれた現実が悲しくて哀しくて

どんなに泣いても誰も私を守ってくれない



私は強い人間じゃない

脆弱だから闘うことでしか生きてこれなかっただけだ

もう闘うこともしたくない

私は私の命を諦めることに随分前に屈しているから



死にたい

ただそれだけ


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