2023年5月18日木曜日

否定

私の病気はもう「治った」と医師が言う

症状があっても手術したのだから「他の病気を疑え」と言う

最後の砦と思っていた専門医に言われると

その言葉にはこれ以上ないくらいの絶望感がある


人格を否定するな、と世の人々は言う

では

生命を否定されるような言葉はどう処理したらいいのか


寄り添って生きてもらいたい訳ではない

治らないなら治らないでいい

症状に病名がないならそれでいい

ただ

治っていないのに「治った」と言わないで欲しい


理屈で説明できないことは

私が一番よく理解している

少々無理してでも働けるなら病院に行かない

障害者手帳も取らない

私は人生の整理整頓の為に生きたいだけなのだ


いつ死ぬかなんて私も知らない

でも

子どもの為にできる準備は全て終えてから死にたい

それだけ

だから

否定も我慢してみせよう

どう思われようが

私は事実しんどいから


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