2010年3月25日木曜日

相談→子育て

3連休中に東京の友達と晩ごはんした。
彼はいつも突然やって来て、私は楽しい。

今回は彼の相談にのるハズだったのに、いつの間にか私の子育ての話しになってしまった。
まぁ、話しの流れからそうなってしまったのは自然だとは思うけれど…。
彼の相談が「しょうがい者の親に関すること」だったからだ。

「しょうがい者の親」って言っても、人それぞれ考え方は違う。
自分の子どもの躾方だって違う。
それは、しょうがいがあろうがなかろうが一緒。
親は親でしかない。
子どもが未成年で学校時代なら、多少の意見のすれ違いは流せるけれど、大人になった子どもの親が意見を譲るとは思えない。
バラバラで当たり前。
だから彼には私が他のご父兄から嫌われている理由を話すことになった。
私の子育ては「普通」だったから。

子どものしょうがいを受け入れながら子育てをする=特別なことは何もいらない、子どもから教えられることの方が多くて楽しい……これが「しょうがい者の親」には通用しないことを話しただけ。

通院だの服薬だのリハビリだの運動制限だの食事制限だの、そんなモノは何も特別なことじゃない。
学校中を走り回ったって、学校行事の意味がわからなくったって、校長先生や用務員さんや給食のおばちゃん達と仲良しで楽しいならそれでいいんやないの?
今でもカタカナがわからなくったって、他人の悲しみに寄り添うことができる人間の方がいいんやないの?

私は私と同じように子育てしている「しょうがい者の親」に会ったことはないけれど、私だけではないはず。
だって私にできたのだから、皆できるはず。
でも、現実は私みたいな親は「しょうがい者の親」ではないらしい。

だから嫌われているらしいのだ、と。

しょうがいがあろうとなかろうと、自分の子どもはかわいい。
かわいいからこそ「将来困らないように」と考える。

……普通やん。

ただ、無理強いはしたくないと私は思う親だっただけ。
子どもにとっては迷惑な親だったかもしれない。
自分で何とかしないといけなかったから。
だから普通の子育てをしただけで、特別なことは何もしていないのだ。
一緒に笑って、一緒に怒って、一緒に泣いて、普通に親子ゲンカする。

彼は独身だから「子育ては楽しそう」と、本来の相談の目的とは違った感想を言ったけれど、相談内容は自分が考えてたよりもはるかに事は重大だとは理解してもらえたようだ。

ま、楽天家の彼がどんな答えを出すのかは、お茶でも飲みながらゆっくり待ちましょう(笑)。

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