2009年6月6日土曜日

してあげる人間

は嫌い。

何でも「してあげる」「してあげる」って言うの、恥ずかしくないのかな?

「してあげる人間」は「してあげた人間」に変身するから嫌い。

あたかも自分はスゴイことをしましたって言ってるの、わからないのかな?







人は、見返りを期待した時にいやらしくなる。

ドスケベな人間になって、他人に迷惑をかける。

それがわからないから「してあげる人間」はタチが悪い。







「してあげる人間」は「なんでしてくれないの人間」の悪口を言う。

「なんでしてくれないの人間」は2種類いることを知らないから悪口を言う。

本当に必要なのに自分でできないから他人(行政)に頼るしかない人と、

必要だけど「してあげる人間」がしゃしゃり出て自分でする必要がなくなった人。







どっちもどっち。

だけど「してあげる人間」の方がタチが悪い。

その、タチの悪い「してあげる人間」から変身した「してあげた人間」に

今は『血縁』というだけで縛られている。







「してあげたのに、なんでしてくれないの!」

これが変身の最終段階。

こんな人間には絶対なりたくない。

だから子どもの時から他人を手伝って、最終的に上手くいかなかったら

「自分が悪い」と思ってきた。

「してあげたのに」と思えばどんなにラクに生きることができただろう。

こんなに自分を責める生き方をしなくてすんだかもしれない。







「してあげる人間」→「してあげた人間」→「してあげたのに人間」

うん。

この順番は間違いないと思う。

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